【インタビュー】広島産のオンリーワン俳優/三上 雄大さん

”ちょっと気になるあの人”の初出し情報満載のインタビューコーナー「夢人図鑑」。

今回の夢人図鑑は、広島を拠点に活動する、不思議な存在感が魅力の俳優・三上 雄大さんの登場です。

――早速ですが、読者の皆様に自己紹介をお願いします。

 はじめまして。広島の劇団、劇団Tempaの三上 雄大と申します。


――突然ですが、劇団Tempaのプロフィールによると、「得意なこと」の欄に「場の空気を凍らせる?!」とありますが…。

 そうですね。稽古場の雰囲気を大切にしようと思って、稽古場でギャクをかましたりしております。そのギャグが演出や劇団員に全否定され、稽古場をかえって凍らせますね(笑)100分の1位の確率で笑いが起きますが…(笑)


――稽古場の雰囲気を大切にするという気持ちが大事です(笑)「やることに意義がある」みたいな…。

逆に、「苦手なこと」の欄には、漢字の読み書きとありますが、今までで最高に面白かった読み間違いを教えてください。

ちなみに筆者は「暴露(ぼうろ)」「小豆(おまめ)」と読んだ人を知っています。

 いつも稽古場で心が痛い事が多いので、そう言ってもらえると心が癒されます(笑)ありがとうございます。

漢字の読み間違いの面白いのか…あんまり記憶にないのですが、母屋を「ぼや」と読んだことですかね。なに火事を起こしてんねん!とつっこまれました(笑)

 暴露と小豆…僕はその読み間違いはないですね(笑)


――大丈夫!「母(ぼ)屋(や)」だもの。読めるもの。…(笑)

さてさて、(やっと)お芝居の話をしたいと思います!

三上さんは、高校生の頃から、はつかいち市民ミュージカル・倉敷市民ミュージカルなどに出演されていらっしゃいますが、お芝居を始めようと思ったキッカケを教えてください。

 始めたきっかけは、母「はは」の影響です。元々母が高校演劇を経て、地元の市民ミュージカルに所属してたことですかね。

一度、小学四年生の時に、母と同じ市民ミュージカルに無理矢理入れられたのですが、続かずやめました。

 そこから高校生の時に小学生からやっていたサッカーをやめてやることがなくなり、もう一度母に無理矢理 市民ミュージカルをやらされたのですが、そこで何故か分からないのですがハマってしまいました。話せばもっと長くなります…(笑)


――では、思いもよらぬタイミングで 生き甲斐を見つけた…という感じでしょうか?

 そうですね。生き甲斐なのかな?生活の一部!という感じですかね。

――今まで出演した作品で、特に印象に残っている作品・思い入れのある作品を教えてください。

 印象に残ってる作品か…あまりない!っていったら変ですけど、どれも同じくらい僕の中では素敵な作品だと思っております。…が、一つ挙げるとしたら、2013年に出演させていただいた舞台で、劇団Tempa 第5楽公演『一千70年の向こう側』ですかね。

 Tempa に入って初めて主演をさせていただいた舞台で、しかも劇団として初めてのホールの公演だったので、周りからのプレッシャーと不安と自分に対する期待をした舞台でした。終演後の打ち上げで初めて代表、作・演出に誉められて泣いたのも覚えてます(笑)


――初めての主演で、作品と観客を引っ張っていかなくてはならない上に、更に いつもとは違う会場の広さ・音の反響とで大変だったと思いますが、ホール公演ならではの醍醐味などがあれば教えてください。

 ホール公演の醍醐味は会場が大きいので、入ってるお客さんも多いですし、小劇場と違って距離が遠くなるので、伝えるって事が難しいですね。ただ、お客さんとしては役者の熱や迫力が小劇場と違う感じ方があっていいと思います。


――小劇場は、客席との距離が近い分、粗が見えやすくなるので、演じる側からすると恐そうなイメージがあります。雰囲気で誤魔化すこともできなさそうですし…。

 そうですね。誤魔化しは効きませんね。ただ、逆に言うと目線の動き、息の音など細かいところまで伝わるところがいいところですね。例えば目線の動き1つでお芝居をするのは大きな劇場では、伝わらないでしょう!しかし小劇場ではお客さんの距離が近いので、伝わりやすいです!


――さて、話は変わりますが、初めてプロフィールを拝見したときに、少年口伝隊実行委員会「少年口伝隊1945」が気になりました。少年口伝隊実行委員会と少年口伝隊194という作品について教えてください。

 『少年口伝隊1945』は井上ひさしさんの朗読劇で戦時中の広島のお話です。

その作品を富永芳美さんという朗読指導の方が中心としてやっているのが『少年口伝実行委員会』で、一度だけ声をかけていただいて、出演させていただきました。


――「劇」とは、エンターテイメントでもありますが、歴史を語り継ぐ手段の一つでもあると思います。

そういった意味では、当時を知らない世代の人にとっては、文献を淡々と読むだけではなく、できる限り、そのときの感情や感覚、作品によっては風景を再現し、人が演じること・見ることに意味があるのだろうと感じています。

 そうですね。僕は生まれも育ちも広島なんですけど、やっぱり戦争というものを知らない世代で、口では戦争はいけないものだと言えます。けど、それをお芝居によって当時の場景とかが見えて実感してもらえると伝える役者の側としては嬉しいですね。

役者は役作りが大変で、如何にリアルに伝えるかが大変ですが。


――舞台やミュージカルの他、映画・CMにも出演されていらっしゃいますが、媒体が変われば芝居の種類(発声や立ち居振る舞い)が多少なりとも変わると思いますが、それぞれのフィールドで演じる際に特に意識していることはありますか?

 僕は特に気を付けてることはないですね。無意識でやってる気がします。僕は器用じゃないので分からないですね(笑)でも、テレビと舞台の役者さんを見比べると演技の大きさは違いますし、体の使い方が違うと思います。そこを上手く使い分けれる役者さんって素敵だと思います。


――5月に、所属劇団のTempaさんでは「(※)素晴らしい秋日和でございます」が公演されますが、どのような作品か少しだけ教えてください!

【あらすじ】

 個性派揃いが暮らす過疎の『栄村』に、オリンピック選手村誘致の朗報が舞い込む。

1964年の思いを胸に、栄村は再び栄えることが出来るのか!?がんばれ!ニッポン!

【みどころ】

 実は僕、今回出演しない予定だったのですが、急遽出ることになりました!

そして、代表の作・演出の越智が東京移住のため今回の公演で広島での作品が最後になります。

 あともう一つ。全3回公演なのですが、5月21日(日)11時~の回が未就学児入場可能となっておりますので、是非ご家族揃ってお越しください!

(※)「素晴らしい秋日和でございます」延期のお知らせ

――三上 雄大とは、どんな演劇人ですか?

 僕はとても不器用な役者だと思いますね。台本をもらって本番まで役作りをするのに人の二倍はかかります。

 お芝居って人を笑わせたり、泣かせたり、怒らせたり、感動させたり、何かを伝える素敵な物だと思います。そのお芝居の素敵さを伝える役者としては人一倍長けてると自負しております。(笑)


――今後の夢や目標を教えてください。

 今後は今まで舞台だけでメディア(ドラマや映画など)が苦手で出演を断ったり、あまり求めていなかったのですが、これからは個人としても劇団としても、広島と言えば!みたいなことをしていきたいです。


――劇団Tempaさんは、舞台の活動以外にも、FMはつかいちさんで「劇団Tempaのゲキラジ!」という番組をされていますが、まだ番組を視聴したことのない方に向けて、番組のPRをお願いします!

 FMはつかいちの劇団Tempa のゲキラジ!毎週金曜20時から76.1Mhz にて劇団員が週変わりで演劇の楽しさを素晴らしさをお送りしております。Ustreamでも、配信中!劇団Tempa のHPから「ゲキラジ!」をクリックしてください。


――最後に、読者の皆様にメッセージをお願いします。

 改めまして、広島の劇団、劇団tempa の三上雄大です。劇団Tempa 2017年"春"公演『素晴らしい秋日和でございます』演劇を観たことない人でも楽しめる作品となっておりますので、是非5月20日~21日広島市東区民文化センターに足をお運び下さい!

そして、劇団Tempa 共々これから広島発信で何か面白いものを作っていきたいと思います。よろしくお願いします。


――ありがとうございました!

三上 雄大(みかみ ゆうだい)

誕生日:1993年3月13日

出身地 :広島県

劇団Tempa 所属


【主な出演作品】

小学生のときに初めて舞台に立ち、2013年に公演された、劇団Tempa「一千70年の向こう側」で初主演。現在は舞台の他、映画・CMにも出演。

♪オマケ

…と、一旦インタビューは終了したのですが、お話を伺っている中で「広島」に対する愛を感じたので、こんなことを聞いてみました!


――廿日市市を拠点にしている劇団・Tempaさんで活動している三上さん。

廿日市市といえば、厳島神社(世界遺産)がある宮島が有名で、牡蠣や、もみじ饅頭を揚げた「揚げもみじ」が名物に挙げられますが、三上さん的廿日市の美味しい食べ物を教えてください。(ヨダレ)

 廿日市の美味しい物ですか!!揚げもみじは少し前に流行りましたね!僕のおすすめはクリームですね!外はサクサクで、中のクリームがとろとろで美味しいですよ!ただ、熱すぎて火傷に注意!ですね。


――三上さん的「廿日市 観光プラン」を考えてください。

 観光プランか…僕は廿日市で遊ばないので観光プランを提示しにくいですが(汗)ちょっと前に大きいゆめタウンができましたね!2000台駐車可能のショッピングモールです。

めちゃくちゃ大きくて、家族で行っても、恋人と行っても、一日中楽しめるんじゃないかな?


――宮島フェリーターミナルの近くの浜辺?に小さな鳥居が建っていますが、以前、あれが厳島神社の有名な鳥居だと勘違いして、フェリーの中から写真をバシバシと撮ったことがあります。(同船していた人は、私のことを さぞアホの子だと思ったことでしょう。)少し苦い思い出です。いや、あれは心の清い者にしか見えない鳥居だったのでしょうか。

 えっ!?そんな鳥居があるんですか?家から宮島近いですが、全然知らなかったです。今度確認してみます!


――三上さん的「鹿とトナカイの見分け方」を教えてください。

鹿とトナカイの見分け方!

説明しよう!鼻が赤くてサンタクロースが乗っているのが、トナカイ!それ以外を鹿と言う!だから、鹿でも鼻を赤く塗って、サンタクロースが乗ればトナカイになるのである!


――ところで「ゆめタウン」がめちゃくちゃ気になっています。ゆめタウン廿日市にはFMはつかいちさんのスタジオがあるとか…。

 そうですね。ゆめタウンの3FにFMはつかいちが入っていて、毎週そこで劇団員が交代で番組をさせていただいております。放送中のブースが覗けますので、足を運ばれた際には是非ご覧下さい。


――三上さんは明日から廿日市市長になります。どんな政策をしますか?

 廿日市市には芝居小屋をがないので、作って毎日そこで芝居をしているようにして、1週間に一回は市民はお芝居をそこで観ることを義務づける!